クリスマスの植物「ミスルトー」

クリスマスと聞いて思い浮かべる植物といえば、もみの木や柊でしょうか。


もう一つ、ゆかりのある植物に「ミスルトー (mistletoe)」があります。和名は「ヤドリギ(宿り木)」。普段目にする機会はあまりありませんが、名前のとおり、他の木に寄生する常緑の植物です。寄生した木が冬に葉を落としても、枝の高い所でフレッシュな緑のまま乳白色の実をつける様は、何とも不思議です。







イギリスでは、クリスマス頃にこのミスルトーの枝を戸口に飾る風習があり、クリスマスカードのデザインにも使われるそうです。







植物のほか、クリスマスにゆかりのある香りといえば、イエス・キリストに捧げられた乳香(フランキンセンス)と没薬(ミルラ)です。アロマテラピーではおなじみの精油ですね。どちらも重厚で高貴な、非日常へ誘われるような香りです。


季節の行事ごとに、ゆかりのあるハーブや香りを調べてみるのも、歴史や文化が垣間見られていいかもしれません。

Vert Olive

~Herbs & Aromatherapy~ 香川県三豊市 〈ハーブと香りの教室 Vert Olive〉 -JAMHA メディカルハーブ検定認定教室 -JAMHA ハーバルセラピスト認定教室 -ハーブとアロマの各種レッスン