日本のハーブ どくだみ

曇りや雨の日には、どくだみの白い花が庭に映えています。今年もそろそろ梅雨が近づいてきたなあと感じます。この時期、青梅、どくだみ、びわと手仕事がちょうど重なり、楽しいながらも忙しい!


家では、毎年ではありませんが、昔からどくだみの乾燥葉をホワイトリカーに漬けて化粧水を作っています。蚊に刺されたりして肌がかゆい時に重宝するので、夏には欠かせません。最近では、生の花だけを漬け込んだものも見かけるようになりました。



ドクダミ

Houttuynia cordata

ドクダミ科

利用する部位 全草



どくだみの原産地は日本、中国、東南アジア。生薬名を「十薬(じゅうやく)」といい、十の効き目があると言われることに由来しています。独特の匂いは、デカノイルアセトアルデヒドという精油成分。苦手な方も多いですが、乾燥させるとかなり弱くなります。


どくだみは地下茎でどんどん増えていき、気が付くと庭のあちらにもこちらにも。厄介な雑草扱いされることもありますが、昔からお茶・入浴剤・化粧水(チンキ)などに使われるすぐれものです。今年もたくさん採って乾燥させようと思います。

Vert Olive

~Herbs & Aromatherapy~ 香川県三豊市 〈ハーブと香りの教室 Vert Olive〉 -JAMHA メディカルハーブ検定認定教室 -JAMHA ハーバルセラピスト認定教室 -ハーブとアロマの各種レッスン