今年の残暑はとりわけ厳しいですが、二十四節気では「白露」を迎えました(9/8頃~9/22頃)。文字どおり、草木が朝露に濡れ、早朝は清々しい空気を感じられるようになりました。
クリ
Castanea crenata Siebold et Zucc.
別名:チェスナッツ
先日、山際の畑へ栗の様子を見に行ってきました。今年は猛暑のためか、梅は不作、すだちはカメムシで傷だらけですが、栗はまずまずのようです。落ちているイガを足で両側から踏み、ぱかっと開いたところを拾います。最初面倒だな、と思っていても、食べられる実が落ちているのを見ると、人間面白いもので、無心で拾ってしまいます。しばらく、週末ごとに栗拾いの予定です。
栗は薬膳的には甘味に属し、身体を温めるとされ、冬に向けて滋養強壮によい食材です。栗ごはん、栗きんとん、焼き栗、栗あん・・・どれもひと手間かかりますが、ほくほくした美味しさは格別ですね。去年はじめて栗きんとんにチャレンジし、大量の裏ごしに気が遠くなりかけましたが、自然の甘味には代えがたく、今年もがんばろうと思います。
季節の変わり目で体調が不安定になりがちですが、旬のものを頂いたり、お月見をして、心身ともに健やかに過ごしたいですね。
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